2018/10/8 那須岳〜致命的なルートミスと小さな奇跡の紅葉登山〜
山子も紅葉登山がしてみたい!真っ赤な絨毯が見てみたい!
ということで、怖くなくて、
すっごく綺麗で人気の那須岳(茶臼岳)にソロで行ってきました( ´∀`)
実は那須岳は、山子が登山靴を買って初めて登ったお山様。
その時は人様のブログを見て、見よう見まねで夜の暗いうちから登り、
ご来光に赤く染まる那須岳を見るという最高のプランの予定でした。
そう。それはあくまで予定…
現実はというと…
総勢6名の初心者が、
仕事終わりにそのままレンタカーで那須岳へ向かい、
まだ日も明けぬ霧雨けぶる午前3時頃、
仮眠も取らぬまま、
ヘッドライトを付けて登山開始するという
無謀な愚行を強行…( ;´Д`)
しかも稜線上に出てみれば、
そこは風速17メートル以上の強風が吹き荒ぶ、
ガスに包まれた視界1~2メートルの世界。
しかも初心者の集まりのため、
ビビる山子とその他メンバーで
2:4にパーティーは分裂。
朝日岳手前の急峻な岩場で、下から吹き付ける強風に晒されながら、
もうダメだ…
これ以上は進めない…
今戻らなければ命が無いかもしれない…
と、もう一歩も動けなくなった状態で撤退を決定。
しかし、はぐれた仲間達はとっくに姿は見えない。
笛を吹き、仲間を呼んで全力で叫ぶのに、
叫び声が全て風に吹き消され…
この時ほど、絶望を感じたことはありませんでした。
このあと全員無事にどうにかこうにか下山できたわけですが、
すっかり恐怖に取り憑かれてしまった山子は、
遭難についてたくさん勉強し、とてもとても猛省したのです。
さて。
そんな強烈なトラウマの残る那須岳に再度逢いに行ったわけですが、
今回は、初心者でも怖くない茶臼岳を通り、
姥ヶ平を周回するコースの予定でした。
そう。それはあくまで予定…
このあと山子は、
今回も安定のへっぽこっぷりを発揮するのです…( ̄д ̄)エッ、マタナノ!?
公共交通機関で那須岳へアクセスする方法はこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
大宮~那須塩原(東北新幹線指定席利用で¥5,000ちょっと)
※往復でバスを利用する場合、フリーパスが¥2,600で販売されているため、そちらを利用するとお得です。
(フリーパスはバス乗り場で販売していました)
時刻表はこちら↓↓↓
◆那須ロープウェイ線(那須塩原駅~黒磯駅~広谷地~那須湯本温泉~那須ロープウェイ)
https://www.kantobus.co.jp/common/sysfile/topics/ID00000402binary1.pdf
※那須塩原駅から出ている始発は7:45です。
※シーズンピーク時は非常に混みます。バスは増便も出ていましたが、
新幹線を降りたらダッシュでバス停に向かうことをお勧めします。
(これ全部、バス停に向かう人たちです)
山子はダッシュでバス停に向かい、最初の便に座って乗れましたが、
すぐ後ろはこのように長蛇の列ができていました(;´Д`)
※ロープウェイ駅までの道路が大渋滞しています。
この日もバスは50分遅れで到着。
あらかじめ、渋滞を予想してのコース組みをしてください。
歩いた方が早いと思い、
一つ前の『大丸温泉』バス停で降りました。
トイレの脇から登山道の階段が伸びており、そこから進みます。
地図上だと、那須ロープウェイまでのコースタイムは20分でしたが、
わくわくが止まらない山子は10分で到着(゚∀゚)
さて。今回のコースはこちら
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◆コース*姥ヶ平をぐるっと周回コース◆
山麓駅➡峰の茶屋跡避難小屋➡牛ヶ首➡ひょうたん池
➡姥ヶ平下➡沼原分岐➡峰の茶屋跡避難小屋➡山麓駅
通常コースタイム(休憩なし):3時間55分
の、はずが、、、、、
姥ヶ平下で『沼原分岐』に進むところを間違えて、
『沼原』の方へ進んでしまいました。
(ほんとは『三斗小屋温泉』の方へ行かなければいけなかった)
※黄色が行きに通った道で青色がミスしたルート。
ということで( ;∀;)今回の実際歩いたコースはこちら
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◆コース*無駄にピストンへろへろコース◆
大丸温泉➡峰の茶屋跡避難小屋➡牛ヶ首➡ひょうたん池
➡姥ヶ平下➡日の出平登山口➡姥ヶ平下➡牛ヶ首
➡ロープウェイ山頂駅
コースタイム:6時間10分
★無駄に歩いた距離:5キロ、
無駄に歩いた累計標高差:800メートルちょっと、
ロスした時間:2時間\(^o^)/
パッチワークのような山肌がなんとも美しい(*´Д`*)
壮大で美しいその山容に、つい足が止まります(*´Д`)
色づきのせいかもしれませんが、
この後に行った姥ヶ平よりも 、私はここの景色の方が断然好きです。
このように、少し進むと、また違うお顔が見えてきます。
荒々しく、優美でとても美しい...(*´Д`)ヤマコウットリ...
谷間の紅葉も美しい...(*´Д`)♡♡
※先頭の青いザックの方が編集長です。
(´゚д゚`)んん??
(´゚д゚`;)ア...アレ????
な、な、な、
ミルキーでめちゃうま(゚∀゚)!でした
そんなこんなでへろへろになった山子は、
帰りはひたすら爆睡しながら帰路に着いたのでした( ̄▽ ̄)
紅葉の那須岳は、ピークは少し過ぎていましたが、
錦に染まるその山肌は美しく、
左を向けば荒々しい火山、右を向けば錦の絨毯、と、
登山者を飽きさせることがありません。
少し体力があるならば、ロープウェイは使わずに、
朝日岳のその優美な山容を眺めながら登ることをお勧めします。
色々とハプニングや失敗もありましたが、
今回出会えた奇跡は、
きっと山の神様からのプレゼントだったのではと思う
乙女な山子なのでした(*ノωノ)
※ダイエットという目前の優先事項を後回しにし続けたことだけが、
いまだに悔やまれます。