2018/3/25 丹沢・檜洞丸〜一面のミツマタと恐怖の雪道と〜
次はどこに行こうかなぁ( ̄∀ ̄)
と探していて見つけたのが、
この時期に登山道を一面黄色く染めるミツマタが見られるという、
檜洞丸(ひのきぼらまる)というお山様。
お山で花を愛でるという経験がなく、
ミツマタが何かもよくわからない山子ですが、
読み方もわからないそのお山様、
檜洞丸に行ってきました( ̄∀ ̄)ヒノキボラマルダヨ
さて。丹沢といえば塔ノ岳や鍋割山、丹沢山くらいしか知らなかった山子です。
この時にようやく、
あれ。丹沢ってもしかして結構色々な山があるのかなぁ
( ̄∀ ̄)?
と気付き始めたのです。
(ちなみに以前行ったユーシン渓谷も丹沢なんですよ)
檜洞丸は西丹沢に位置し、アクセスや登山道の難易度は、
塔ノ岳のある東丹沢よりはレベルが高い(難しい)です。
急坂が続くうえに、過去には転滑落事故も起きているため、
レベルに合った登山計画が必要になります。
お前が言うなという感じですが( ̄∀ ̄;)アレ…
それでも、富士山の眺めは素晴らしく、
富士山により近いためか、東丹沢のそれよりも立派に見えるように思います。
また、檜洞丸といえばツツジが有名で、
5~6月の山開きの時期になると、一斉にツツジが咲き誇り、
登山道を紅白に彩ります(*´Д`*)
そんな檜洞丸に、己のレベルもわからず、
またまた今回も挑みに行って泣かされることになるとは、
このときはまだ知る由もなかったのです
( ̄∀ ̄)マタナノ…
今回のアクセス方法はこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
小田急線新松田駅〜西丹沢ビジターセンター(富士急湘南バス¥1,180)
春〜秋のダイヤ
http://www.syonan-bus.co.jp/pdf/rosen/timetable/01_sa.pdf
夏のダイヤ
http://www.syonan-bus.co.jp/pdf/rosen/timetable/01_s.pdf
冬のダイヤ
http://www.syonan-bus.co.jp/pdf/rosen/timetable/01_s.pdf
URL
※乗車時間が70分以上あり長いです。
※時期によってダイヤが変わるようなので、
適宜事前に確認してください。
富士急湘南バス公式サイト
※西丹沢・山北エリアで検索してください
檜洞丸へはいくつかのルートがありますが、
メジャーなのは西丹沢ビジターセンターからツツジ新道を行くコースです。
他にも蛭ヶ岳から縦走するコース、
西丹沢ビジターセンターから犬超路(いぬこえじ)を行くコースがありますが、
どちらも鎖や岩場があり、山子は生きて帰れなそうなコースとなっていたため、
もちろんツツジ新道を選択( ̄∀ ̄)
しかしこのとき、季節外れの大雪が降った後だったため、
標高1,000メートルを超えてからは、
恐ろし新道となっていました(;´・ω・)
今回のコースはこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
西丹沢ビジターセンター➡ゴーラ沢出合➡展望園地➡檜洞丸山頂➡️ピストン
通常コースタイム(休憩なし):登り3時間、下り3時間、
合計6時間
標高差:1,061メートル
歩行距離:10キロ
危険個所:たくさん残っている雪が解けかけ滑りやすいため、
山頂から展望園地までの下りはアイゼンやストックがないと非常に危なかったです。
残雪期であっても、装備は忘れずにお持ちください。
また、この2か月後に滑落死亡事故も起きています。
道は整備されていますが、無理のない登山計画と、
特に下山時は転滑落に気をつけてください。
さて。
ようやく辿り着いた西丹沢ビジターセンター。
登山客はまばらでバスは座っていけました。
実はこの四日前に、
東京に季節外れの降雪があり、
ビジターセンターにいる登山客も玄人っぽい人ばかり。
この時点から、山子はドキドキが止まりません。
((((;゚Д゚)))))))
バスから降りると、
ビジターセンターのおじさんが登山客達に登山届けを出すよう声かけをしています。
登山届けはコンパスというアプリで提出している山子ですが、
なんだか怖くなってここでも登山届けを出しました。
紙の登山届けは初めて書きましたが、
手書きだと結構面倒だと知りました(´-ω-`)
ちなみにコンパスでは、
提出した登山届けのデータを、
Wi-Fiとかで印刷機に送ってプリントアウトすることができるので、
登山ポストに入れたかったり、家族などにも共有したいときは、
印刷データを飛ばしてプリントアウトすると楽チンですよ(´・∀・`)テガキハタイヘン
では。
春の訪れを告げるミツマタさん達に会いに、
出発です\( ˆoˆ )/
最初はちょこっと林道を行きます。
奥に白くお化粧されたお山が見えます。
でもどこのお山なのか、へっぽこな山子にはわかりません( ̄∀ ̄)テヘ
10分くらい歩くと、なにやら熊さんの看板が見えてきます。
分かりづらいですが、ここが登山口です。
正面から見るとこんな感じ。
一瞬くまもんかと思いましたが、よく見ると別人でした( ̄∀ ̄)
登山道はこの沢から始まります。
これほんとに道!?と戸惑う山子。
道というか、ただの涸れかけの沢のようです。
今まで有名でよく整備されたようなお山しか行ったことがないため、
檜洞丸のワイルドな出だしに完全にビビる山子
( ゚Д゚)エッ、コワイ...
沢はすぐ行き止まりとなり、左手から山の斜面に取り付いていきます。
道幅が狭いので、気を付けて進みます。
道が崩落した箇所は、このように木橋(木道?)がかけられています
ここだけ手すりがついていますが、
この後いくつかあった木橋には手すりがなく、
高所恐怖症の山子はもちろん半泣きで進みました
( ;∀;)
細尾根はやがて平坦な尾根道に変わります。
すると枯山の斜面が黄色く色付いているのが見えてきました。
これは…
おおおお、、、
ついに会えました!
ミツマタです\( ˆoˆ )/ワーイ
辺りは一面独特の甘い香りに包まれています。
まるで冬枯れの山に春の妖精たちが魔法をかけたようです
(о´∀`о)
あっちもこっちも黄色!黄色!黄色!\( ˆoˆ )/
今日山登りに来たということを忘れてしまいます。
さて、ミツマタ街道を過ぎて普通の登山道歩きに戻ります。
途中、崩落して放置された木橋を発見。
最初、谷へ降りるための梯子かと思いました。
※違います
そしてまた歩き続けると、
なんと、
またあの甘い香りがするのです(´⊙ω⊙`)
そうです。
春の妖精ミツマタです\(^o^)/
少し離れたところにミツマタの群生地がもう一つありました
\( ˆoˆ )/ワーイ
嬉しくて動画を撮りまくりました\( ˆoˆ )/笑
さてさて。
2こめのミツマタ群生地を過ぎると、尾根は一旦下りになります。
しばらくすると水の音が聞こえ、沢へ向かって下りていることがわかります。
沢に下りました。
ゴーラ沢です。
この黄色い看板の通り、
ちょっと先の丸太のところで沢を渡ります。
雪解け水のせいか、水量は少し多めでした。
登山靴とスパッツは必須ですね。
沢には少し雪が残っていました。
沢を渡ると、登山道の入り口になる階段があります。
おやおや。何やら看板があります。
ふむふむ。
…
………ʕʘ‿ʘʔ
…うん。やっぱり引き返そうかな( ;∀;)
少し悩んだ末、
危なくなったらすぐ引き返そう!\( ˆoˆ )/と決め、
先を行くことにしました( ̄∀ ̄)
ゴーラ沢からは、それまでの穏やかな道から一変し、険しい急登が始まります。
途中すれ違ったソロの男性にこの先の状況を聞くと、
( ̄∀ ̄)「展望園地からはアイゼンがあったほうがいいかも」
とのこと。
話ぶりから、大したことないのかな??なんて思っていましたが、
大間違いだと後でわかります。
標高1,000メートル付近からはしっかり雪の道になりました。
雪は解けかけていて、チェーンスパイクはあまり効かない様子(´Д` )…
振り返って登山道の様子を確認し、
どんどん不安と緊張が膨らみます。
ここ、下りれるのかな…( ;∀;)
そしてそして…
険しさはどんどん増していきます。
展望園地から先は険しさ倍増です((((;゚Д゚)))))))
この階段とかも、雪がちょっと解けかけててチェーンスパイクもあんまり効かないし、
帰りとかほんとどうしようかな…って、
もうそのことで頭がいっぱいの山子
( ;∀;)こわいよぅ…
でも振り返ると、そこにはででーん!と富士山が\( ˆoˆ )/
束の間、恐怖と緊張を忘れさせてくれる存在です。
立ち止まっては振り返り、ついつい見とれてしまいます(*´Д`)ホゥ...
山頂直下はこのように長い階段が続きます。
そこは、青と白と枯れ木でつくられた信じられないくらい美しい世界でしたが、
この時の山子は帰りのことが気になって、
気が気じゃありません( ;∀;)
階段を登ると、このように木道の敷かれた場所に出ます。
倒木が道を塞いでる箇所は、一旦木道を降りて迂回しました。
大雪の影響で倒れてしまったのでしょうか…
(´Д` )
そしてそして、コースタイムをだいぶ過ぎて、
ようやく山頂に到着です。
山頂には意外にも結構人がいました。
同じベンチを利用していたおじさんに話しかけてみると、
どうやらアイゼンもストックもない様子。
この日、アイゼンを持ってきていない人は結構いたようです。
山子はチェーンスパイクを履いていましたが、それでも結構滑るため、
ストックを持ってこなかったことを本気で悔やみました。
相方は山子の持ってきたバーナーで湯を沸かし、
美味しそうにカップ麺を食べていました( ̄∀ ̄)
山子は下山のことを考えて食事どころではなく、
行動食のおにぎりだけ無理矢理詰め込みました。
これは犬越路へ続く登山道の入口にある看板です。
こ、怖すぎ、、、((((;゚Д゚)))))))
雪がなくても山子には一生縁のないコースでしょう...( ̄д ̄)
檜洞丸山頂から少し下ると、青ヶ岳山荘があります。
青ヶ岳山荘はこの日の営業はやっていませんでしたが、
お手洗いは100円で利用できました。
ありがたや〜(*´Д`*)
青ヶ岳山荘のベンチで、行きのバスで一緒だった三人組の若者と挨拶を交わしました。
どうやら彼らはストックはあるけどアイゼンはない様子。
下山ヤバいですよね、と声をかけ合い、
お互いの無事下山を祈ります。
さてさて。
トイレに寄っている間に山頂にいた人々がいなくなっていて焦ったわたし達は、
急いで下りることにします。
この先、余裕がなくて写真は一切ありません。
解けかけた雪に覆われた、階段、岩ゴロゴロの急坂、ハシゴに鎖場、
もう、怖くて怖くて鼻水垂らして山子半泣き
\( ˆoˆ )/
雪は解けて非常に滑りやすく、急斜面や細い尾根のカーブ等では緊張を強いられました。
一歩踏み出すのに何分もかかるような場所もありました(´;Д;`)
いつもは人任せ登山で、私のスパルタの激励を受けながらヒィコラ登っている相棒ですが、
このときは頼もしく、
私を先導して足場を確保してくれたり、
手を差し伸べてくれる場面もありました。
いつも怒られながらも頑張って付き合ってくれてる相棒ですが、
いざって時はほんと頼りになる、
感謝すべき存在です(*´Д`*)
山頂を出発したのが14時、
通常のコースタイムでも3時間の道を倍以上のペースで進んでいたため、
下山はヘッドライト必須かなぁとかなり焦っていました。
17:05のバスを逃すと次のバスまで2時間くらい待たなくてはいけないため、
一緒に降りてきた三人組さんたちに声をかけ、励まし合いつつ、みんなで大急ぎで下山しました。
展望園地辺りから雪が消えるため、そこからは走って下り、
17:05のバスに全員乗ることができました
\( ˆoˆ )/
帰りのバスから見た、丹沢湖に暮れ行く夕暮れが、とても輝いて見えました。
( ;∀;)生きててよかった…
帰りは東海大学前駅から徒歩ちょっとのところにある、
天然温泉さざんかで汗と涙と鼻水を流し、
緊張と寒さで強張った身体を温めてから帰路につきました。
ここの温泉、スーパー銭湯みたいで広々だし、
ご飯処もあって山子のお気に入りです(о´∀`о)♪
檜洞丸はゴーラ沢を境に全く違うお顔を見せてくれるお山ですが、
雪があるかどうかで難易度は全然違います。
ストックがあれば…と最後まで後悔していた山子ですが、
やはり装備は大切ですね。
今回アイゼンがなく困っている人をたくさん見かけました(´Д` )
それでもお山の斜面を一面黄色に彩るミツマタに出会えたこと、
白い雪と青い空だけの世界に感動したこと、
知らない人たちと声をかけ合い励まし合いながら下山したこと、
相棒とともに生きて帰れたこと、
とっても心に残る山行でした。
次はツツジのお花に逢いに行こうかな(о´∀`о)
と、再訪を誓い、
更なる成長を目指す山子でした。
2018/3/17丹沢・塔ノ岳〜体力があると山って楽しいと知った日(でも鎖は怖かった)〜
都心からのアクセスが良く、富士山の眺望が望める人気の丹沢山塊。
と、ちょっと本気で思ったものです。
そんなヤビツ峠へアクセスする方法はこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
【行き】小田急線秦野駅~ヤビツ峠(神奈川中央交通¥470)
※秦野~ヤビツ峠は、人気のお山の割にびっくりするほど本数が少ないです。
※帰りは大倉へ下りたほうが、時間的な余裕が持てるのでお勧めです。
【帰り】大倉~小田急線渋沢駅(神奈川中央交通¥200)
今回のコースはこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
◆コース*表尾根から大倉へ、東丹沢満喫コース◆
ヤビツ峠➡二ノ塔➡三ノ塔➡烏尾山
➡行者岳➡新大日➡塔ノ岳➡大倉
通常コースタイム(休憩なし):登り4時間5分、下り2時間20分、
合計6時間25分
標高差:登り730メートル・下り1200メートル
歩行距離:17.3キロ
1時間ほど立ったまま山道を行くバスに揺られ、
もうしんどぃ...(;´Д`)と思った頃にヤビツ峠に到着です。
ヤビツ峠の登山口へは、せっかくバスで高度を上げてくれたのに、
バス停から一旦、結構下らなければいけません( ;∀;)モッタイナイ...
登山口に着いたら気合を入れて、
いざ出発です!!( ・`д・´)
登山口からいきなり急登ですが、少しすると視界が開けて
左を向くと駿河湾が(゚∀゚)!
ここから先はずっと開けた尾根歩きとなるので、
去年のG.W.は暑くて非常にしんどかったですが、
この日の気温は常時5~10℃で快適(*´ω`)♪
登山道には霜が降りてます
富士山が見えてきました\(^o^)/
と、進んでいくと( ^ω^)・・・
( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)!!
鹿さんがトコトコ横切りました。
さすが丹沢。当たり前のように鹿さんがお散歩しています。
まだ子供でしょうか(*´Д`)カワイィ...
気温の低さと晴天の効果なのか、地面から湯気が湧き出ています。
そして、三ノ塔に到着です\(^o^)/
個人的には、三ノ塔からの眺望が一番好きです(*´Д`*)
山頂の方位盤には氷が張っていました。
ここからは一旦下ります。
遥か遠くに見えるピークの塔ノ岳は、絶望的な距離(゚∀゚)
しかし!
去年はこの時点ですでに死にかけの山子でしたが、
体力があるとこんなにも山登りって楽しいのかと知り、
テンションMAXで大はしゃぎ( ̄▽ ̄)
ちなみに、今回一緒に登った相棒は1年ぶりの登山だったため、
脚は攣るししゃっくりは止まらないしで満身創痍の中、
コースタイムの2倍くらいのスピードで、
山子の叱咤激励(主に叱咤)を受けながら死闘を繰り広げていました( ̄∀ ̄)
※急な運動をすると、肺がビックリしてしゃっくりが起きることがあります。
瀕死の相棒を叱咤(激励)しつつ、
まるで昨年の自分の亡霊を見ているかのようで、なんとも感慨深い気持ちになりました( ̄∀ ̄)
道が崩落している箇所は、このように橋が渡され、
整備が行き届いた登山道となっています。
道中、富士山はずっと顔を見せてくれていました
( *´艸`)
そして恐怖の鎖場です。
鎖場は、一人ずつ降りるのでこのように渋滞ができています。
実はここの前にも2か所の鎖場と1か所のハシゴがありましたが、
雨上がりで足場が濡れていたり、
霜があったりで滑るので、すごく怖かったです(;´Д`)
最後の大きな鎖場は、垂直で高度感もあるので、
高所恐怖症の山子は足がすくみ、
半泣きで上手く進めずにいました(ノД`)・゜・。
お家で三点支持や鎖場のコツをきちんと事前に勉強し、
イメトレを重ねてきたのですが、
実践はやっぱり全然違います。
”死” への恐怖が先行して、脚や身体が言うことをきかないのです(´Д⊂
するとここで、
山の神が降臨しました(゚д゚)!
ここまでずっと、抜きつ抜かれつしていた神様(単独行のおばあさん)が、
鎖場の上から、足場やホールドの指示を出し、
わたしが鎖を下りきるまでアドバイスをくださったのです( ;∀;)
神様のおかげでどうにか鎖場を乗り切ったわたし達は、
その後のアップダウンも乗り越え、
塔ノ岳の山頂に辿り着くことができました( ;∀;)
塔ノ岳山頂に着いた頃には、富士山は少し霞んでいました。
今日は鍋を忘れたため、尊仏山荘でカップヌードルを買って食べました(´-ω-`)
正直、鍋で沸かして作るよりも
ポットのお湯は温度が安定していて美味しいと思いました
( ̄∀ ̄)文明の利器バンザイ…
その後はひたすらバカ尾根(大倉尾根)を下り、
なんとか日暮れ前に登山口に下りてきました。
登山口では、桜が春の訪れを告げていました(*´Д`)
すっかり夕暮れに染まってしまった大倉バス停。
色々あったけど、
表尾根は変化に富み、景色は抜群(*´Д`*)
富士山を眺めながら開けた尾根歩きのできる最高のコースだと思います。
トイレや山小屋がたくさんあるのも安心でありがたいです。
気温が高くなると、開けた尾根歩きはキツいしヒルが出るので避けたいですが、
涼しい季節であれば、コースを変えて、
何度でも登りたくなる、そんなお山です。
*おまけ*
さて。秦野駅のコインロッカーに預けたバーナーですが、
もちろん回収し忘れ、安定のへっぽこぶりを発揮した山子でした(*ノωノ)
2018/3/6 筑波山〜初春彩る梅まつりを行く百名山の旅〜
厄年だとか、春が来ないとか嘆くより、
春を探しに行けばいいではないか(゚∀゚)
ということで、
春を探しに筑波山の梅まつりへ行ってきました!
今回のアクセス方法はこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
つくばセンター(TXつくば駅)~筑波山神社入り口(¥720)
https://kantetsu.co.jp/bus/timetable_files/tk/tk01.pdf(時刻表)
ご主人様と奥様のご夫婦の神様がそこにいるとか(*´Д`*)ステキ…
そのため、夫婦和合、縁結びの神様としてご利益があるのだそう(*´Д`*)アヤカリタィ…
また、877メートルと標高は低いですが日本百名山の一座で、
コースが豊富な上にケーブルカーもあるため、
幅広い層から人気のお山様でもあります。
そんな筑波山で毎年梅まつりを開催していると聞きつけ、
春にあやかりに行ってきたのです( ̄▽ ̄)
ということで、今回のコースはこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
◆コース*筑波山ぐるっとコース◆
通常コースタイム(休憩なし):登り2時間25分、下り2時間30分、
合計5時間55分
バスを降りると大きな鳥居がお出迎え。
登山道は、筑波山神社の脇にありました。
参拝してから登山開始です。
御幸ヶ原まではずっと樹林帯です。
この辺りは階段もあり、息が切れます(;´Д`)
2時間近くひぃこら登ると、開けた場所にでます。
御幸ヶ原です。
めっちゃ広い‼️∑(゚Д゚)
ここが山の上だということを忘れそうになります。
関東平野が見渡せます。
御幸ヶ原から男体山まではすぐです。
男体山からの下り。向こうに見えるのは女体山でしょうか。
いつもお互いを見守りあっているかのよう。
ステキなご夫婦ですね(о´∀`о)💕
今日のお昼は山頂のお食事処で、
つくばうどんをいただきました(゚∀゚)♡
つくねの入ったけんちんうどんという感じでした。
山頂にご飯を食べるところがあると、
荷物が少なくて済むので楽ができます( ̄∀ ̄)
ごはんを食べたら女体山へ向かいます。
途中、大きな岩が( ゚Д゚)
ガマ岩です。
カエル、、、なのか?(; ・`д・´)
女体山の辺りはとても岩々していて、
つつじが丘までは岩の急坂が続きます。
この先に立つと見晴らしが良さそうですが、
高所恐怖症のわたしは恐ろしくて見ているだけ(;´Д`)コワイ...
これは北斗岩。
どうやらそれぞれに名前が付いているようです。
まるで岩の博物館みたい(゚∀゚)
母の胎内潜り。
この後この大きな岩の裏をくぐり抜け、山子は生まれ変わりを試みました。
中は洞窟の匂いがしました。
つつじヶ丘までは厳しい岩の急坂で、
滑りやすく鎖が張られている箇所もありました。
つつじヶ丘を過ぎると一転して、
歩きやすい整備された道に変わります。
と言っても、滑って転んで尻餅ついたんですけどね(゚∀゚)テヘ
神社を過ぎたら梅まつりまで猪突猛進 です( ・`д・´)
来ました!本日のメインイベント!(゚∀゚)
しかし、、、
渡ります。(´-ω-`)タスカッタ...
紅梅は満開、白梅は7分咲きでした。
一面の梅に囲まれていたら、
マヤ...
黄色い梅が一本だけありました。
蝋梅のような黄色ですが、
蝋梅の実物を見たことがないので真偽のほどは分かりません(´-ω-`)
ムーミン谷にありそうな東屋を発見。
平日ながら、結構な人で賑わっていました。
カフェスペースのようなところがあったので、
最終バスを待つ間、
コーヒーで温まりながら今日の日の余韻を楽しみました。
筑波山。
低山ながらも色々な顔を持ち、
コースや季節を変えて何度でも楽しめるお山だと思います。
何より、ロマンチックでステキ♡
訪れてから半年が経過しましたが、
御利益の効果が出るのをいまだ楽しみにしている山子でした(*ノωノ)
2018/2/17 明神ヶ岳〜潮風香る稜線歩きと箱根満喫の旅〜
先月登った金時山からの帰り道、
見とれて何度も足を止めた明神ヶ岳の稜線を歩きたくて、
またまた箱根に行ってきました。
今回のアクセス方法はこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
【行き】バスタ新宿~金時登山口(小田急箱根高速バス¥1,840)
【帰り】宮城野~小田原(箱根登山バス¥790)
https://cops.ssl-odakyu.jp/www.hakone-tozanbus.co.jp/pdf/20180316-11506-002001.pdf(バス時刻表)
前回は爆睡していて気づきませんでしたが、
バスの中からこんなに大きな富士山が(゚д゚)!
明神ヶ岳は金時山のお隣さんで、
標高1,169メートルながら、開けた気持ちの良い稜線歩きができます。
ただ、今回は5時間近いロングなコースタイムなことと、
途中にトイレがないことから、かなり不安が...
以前トイレのないお山で、
何も知らずにたらふく飲み食いをしたせいで、
下山時に死ぬかと思った魔の記憶が蘇ります...((((;゚Д゚))))
(;´Д`)トイレ行きたくなったらドウシヨゥ..
食事量も水分量も調整しなくては、、、(; ・`д・´)ウヘェ
ということで、今回のコースはこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
◆コース*金時登山口から明神ヶ岳を経て勘太郎の湯へ◆
金時登山口➡火打石岳➡明神ヶ岳➡宮城野(勘太郎の湯)
通常コースタイム(休憩なし):登り2時間55分、下り1時間40分、
合計4時間35分
では、憧れの稜線に向かって出発です(・∀・)
雪道歩きを期待していましたが、雪がだいぶ解けており、
非常に歩きづらい箇所が多かったです。
金時山との分岐を過ぎると、すぐに視界が開けてきます。
テンションが上がります( *´艸`)💕
振り返ると、先月登った金時山が。
こういう形をしてたんですね。
火打石岳へ向かう北尾根が唯一、静かで歩きやすい、
気持ちの良い雪道でした❆
日向は雪がないところも結構ありました。
早くあの稜線に行きたい(*´Д`)
アップダウンが多く、信じられないほどにひたすら下って、
その後は下った分を登り返します( ̄д ̄)
あとちょっとな雰囲気...( ̄▽ ̄)
稜線まで来ると、振り返って大きな富士山が望めます。
どーーんっ
写真だと伝わらないけど、とにかく風が強いです。
髪の毛が乱れ、山姥の形相で登り返しを進みます( ̄д ̄)
※乳は出していません
海が近いせいか、道中、
風に乗って運ばれた潮風の香りが鼻をくすぐりました。
山頂の広場は、雪が解けて悲惨な状態に、、、( ゚Д゚)ドロドロ...
富士山の真ん前にある変わった形のお山は、金時山様です( ̄∀ ̄)
強風もありかなり寒く、
数組いた登山客はみんな隅っこでかたまっていました(;´・ω・)
それでもやはり富士山を見るとテンションが上がるもので、
山頂からの素晴らしい景色は、
疲れと寒さを忘れさせてくれました。
お昼休憩が済んだら、あとは下山です。
ちなみに、トイレが心配だったので、
カップ麺のお湯は少なめでいただきました(´・ω・)
下山はこちらの開けた道へ進みます(*´ω`)
するとすぐにこの景色が飛び込んできます。
海!!Σ(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)
こんなに近くに海があるとは!( ゚Д゚)
どうりで潮風の香りがするわけです。
気持ちのよい尾根道を過ぎると、
宮城野へはひたすら急坂を下ります。
登山口を出るとすぐに勘太郎の湯に到着です
お食事処のようなものはないのですが、
持ち込みOKの休憩所のお座敷で宴会をしている方たちがいました。
自販機ですがお酒も置いていました🍺
温泉で疲れを癒した後は、小田原に立ち寄り、
地元の練り物で作った美味しいおでんをいただくことに(*´Д`)
わたしの知ってるおでんとは違う、お洒落で上品なものでした(´∀`*)
明神ヶ岳の気持ちの良さそうな稜線は、
見た目とは違いなかなか甘くなかったですが、
それでも開けた登山道はとても気持ちがよく、
富士山や海の贅沢な眺望は抜群でした。
季節を変えて、潮風感じるあの稜線を、また歩きたいです(´▽`*)
2018/2/3 奥多摩・御岳山と日の出山〜白く染まった奥多摩で、初めての雪歩きと道迷い〜
近場で手軽に登れるお山に行こう!ということで、
ずっと気になっていた、
奥多摩の御岳山・日出山に行ってきました。
御岳山は、高尾山のように山の上に神社やご飯処、
ケーブルカーがあり、初心者でも簡単に登れる人気のお山です。
帰りに温泉にも寄りたかったので、
ちょっと足を伸ばして日の出山を経由し、
つるつる温泉へ下山するコースを行くことにしました。
東京都の天然日帰り温泉 生涯青春の湯 つるつる温泉公式ホームページ 美肌の湯としても有名です トップページ
しかし、前回の金時山でお手軽登山がうまくいったへっぽこ山子は、
低山だから、人気の山だから、ケーブルカーもあるし...etc
と、お手軽登山を完全に舐めていました。
そしてこの日の山行が、今後の山子の運命を変えることになるとは、
まだこの時は、知る由もなかったのです。
今回のアクセス方法はこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
http://www.gws.ne.jp/home/onsen/assets/05bus.pdf
奥多摩駅からケーブルカー下まではバスですぐでした。
先日の雨で都内はすっかり雪が解けてしまいましたが、
山ではまだまだ雪が残っていました。
念のため、1年前に買って一度も使っていないアイゼン(チェーンスパイク)
を持ってきましたが、
雪山の経験がないへっぽこ山子は不安が募ります。
今回のコースはこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
◆コース*御岳山と日出山を回り、つるつる温泉へ◆
ケーブル下➡御岳神社で豆まき➡長尾平➡天狗岩
➡日の出山➡つるつる温泉
通常コースタイム(休憩なし): 日の出山まで2時間35分、下り1時間25分、
合計4時間
標高差:500メートル
上に進むにつれ、どんどん雪が深くなっていきます(;゚Д゚)ダイジョブカナ...
ケーブルカーを降り、神社までの道を行くと、
丁寧に除雪されていました。
お巡りさんがたくさんいたため、事故か事件でもあったのかと不安に...(;゚Д゚)
「何かあったんですか?」
と聞いたところ、なんと...
「これから御岳神社で豆まきをやるんですよ(・∀・)」
えええっ!?ま、豆まき!!?
さ、、、参加したい、、、(; ・`д・´)ゴクリ
と、いうことで、参加してきました( ̄▽ ̄)テヘヘ
今年厄年の山子たちは、年の数だけ食べれるかなぁ(*´Д`)なんて心配しながら、
待つこと30分。
(※30分のタイムロスって結構致命的)
豆まきではお金Σ(゚Д゚)やお菓子も撒いていて、
どこからか集まった参拝客の方々が我こそはと群がっていました(;゚Д゚)
冷え切った体と引き換えに得た対価は、
55円でした( ̄▽ ̄)
楽しかった豆まきが終わり、ようやく登山を開始します。(オソッ)
除雪されていたのは表参道だけで、他は全然雪が残っていました。
長尾平の山小屋でベンチをお借りし、人生初のアイゼンを装着。
ドキドキで歩き始めると、
サクッサクッと歩く度ストッパーがかかり歩きやすい!
なにこれ楽しい!!(´゚д゚`*)
初心者丸出しのわたし達は大はしゃぎで長尾平~天狗岩を散策して回りました。
喋るのをやめると、木々に積もった雪がはらはらと舞う音だけが響き、
冬山の美しさと静けさに、何度も心を打たれました。
日の出山へはちょっと疲れましたが、
アイゼンのおかげでサクサク登れました。
山頂は時間が遅かったせいか貸し切りで、一面真っ白。
日の出山からはひたすら下山のみ。
のはずなのに、登りもあるし、どんどん山深くなっていく景色。
踏み跡も少なく、踏み抜く箇所も増えてきます。
何かおかしいと嫌な予感がして、地図を確認したのが16時。
本来であれば、2月の登山なら下山完了していなくてはいけない時間。
地図を見て愕然としました。
自分たちの進む先に『つるつる温泉』の文字はなく、
全く違う分岐を、
1時間近くも進んでいたことに気付いたのです。
人は誰もいない静かな山奥。
傾く西日。
慣れない雪の山。
携帯はもちろん圏外。
進んでも、戻っても、日没までには下山完了できる距離ではないとわかり、
全身から冷や汗が出ました。
とにかく陽のあるうちに少しでも多く距離を稼ごうと、
走って来た道を戻りました。
とにかくもう必死で、アドレナリンはフル回転。
しかし、慣れない雪道、初めて来る山、
アップダウンを猛スピードで巻いているため、
脚は攣りそうになるし、焦って何度も躓きました。
途中心が折れそうな瞬間はありましたが、
わたしよりも経験の浅い職場の部下の子と一緒だったため、
そんなことは口が裂けても言えず。
ただただ、最悪の場合どうするかをこっそり考えながら、
励ましあって道を急ぎました。
頭の上には『道迷い遭難』の文字がずっと浮かんでいました。
それでも火事場の馬鹿力のおかげでコースタイムを半分ほど巻き、
無事に陽のあるうちにギリギリ下山完了できたのは、
ただただ運が良かったからだと思います。
分かっていたはずですが、低山だから、
近場の山だからと侮ってはいけませんね。
この時の恐怖は、いまだに思い出すだけで肝が冷えます。
この時の失敗から、それ以降、
わたしは以下のことを徹底するようになりました。
*分岐では必ず地図を確認する
*コースタイムを最初から巻き、
余裕を持った山行にする
山の神様に無事の下山を感謝しつつ、
温泉で汗と泥を流し帰路につきました。
緊張しきった体に、熱い温泉とレモンサワーが沁みました。
2018/1/17 丹沢・ユーシン渓谷〜雨けぶる危険と隣り合わせの中年探検隊〜
ネットで見つけたユーシンブルーを一目見たいと、
会社の中年登山部の仲間たちと休みを合わせ、
雨予報にも屈せず行ってきました。
ユーシン渓谷とは、丹沢にある渓谷で、
林道を進み、真っ暗なトンネルを抜けたその先に、
エメラルドグリーンに染まる美しい渓谷の青、
通称ユーシンブルーが見られる、
人気のハイキングスポットです。
今回はレンタカーを利用。
丹沢湖の駐車場に車を停めて出発です。
今回のコースはこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
◆コース*ユーシンロッジまでのピストン◆
丹沢湖ロッジ(ユーシン無料駐車場)➡ユーシンロッジ(ピストン)
通常コースタイム(休憩なし):往復7時間
※マッサージチェアが無料で利用し放題でした
2018/1/11 金時山 〜富士山と海に挟まれた贅沢な眺望の登山道を行く〜
2018年と年が変わりまして、
へっぽこ山子は今年の目標を掲げました🌄
🌄今年こそ痩せたい‼️(永遠の課題)
🌄今年こそ平標山・仙ノ倉山に行きたい‼️
🌄日光白根山にも行きたい‼
(て、全部希望ジャン( ̄д ̄)ノ)
買ってから1年と数か月。
全然使ってない登山靴やザックをフル活用するべく、
今年はたくさんお山様に登るぞ💪✨
と心に決めたのです。
ということで...
今年最初の登山はどこにしようかナぁ~( ̄▽ ̄)♪ルンルン
アクセスが良くて体力のない山子でも行けて、
なおかつ眺望の良いお山はないかナぁ~( ̄▽ ̄)♪ルンルン
富士山も見たいし温泉も入りたいナぁ~( ̄▽ ̄)♪ルンル
...て、そんな都合の良いお山があるわけ、、、
えっ、あるの⁉️Σ(゚д゚)!
そうです。
それが今回行った、金時山というお山様だったのです✨
都心からのアクセスが良好な上に、富士山の眺望が素晴らしく、
しかも箱根に位置する金時山は、周辺に温泉施設がたくさん♨
かなり高スペックおな山なので、当然ながら人気が高く、
週末ともなると登山客で賑わうのだとか。
そんな金時山へのアクセスは、
バスタ新宿から登山口まで一本で行けちゃうというお手軽さ✨
今回のアクセス方法はこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
バスタ新宿~乙女峠(小田急箱根高速バス利用)
※片道1,840円
※今回は平日だったため、復路は予約せずに乗れました
また、バスはいくつかの登山口を回ってくれるため、
好きなところから登山開始できます。
わたしが今回選んだコースはこちら
⬇︎⬇︎⬇︎
◆コース*乙女峠~金時山を経て金時登山口へ◆
通常コースタイム(休憩なし):登り1時間45分、下り1時間20分、
合計3時間5分
ロープが張られた箇所がありましたが、
本日の立ち寄り温泉♨はこちら
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※日帰りも受け付けてくれました。
※シャンプーやドライヤーなどもありました。
※バスタオルは有料ですがレンタルしてくれます。
アクセスが良く、富士山や海の眺望も最高、
山小屋やトイレもあり、初心者でも気軽に登れちゃう、
しかも帰りは温泉まで入れてしまうという、
お楽しみをぎゅーっと詰め込んだ、贅沢なお山様。
金時山は、そんな最高なお山でした(*´Д`*)